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妄想散文置き場、時々日記。小説リストは左からどうぞ。(R)は18歳以下は見ちゃ駄目よ☆です。
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2024/11/24(Sun) 10:20:52

精神的キョン古かもしれないけどセミ的には古キョンな漫画っぽいようなもの。
うまいこと小説が書けなかったので漫画に逃げてみたら失敗した気がします。



69ef79c6.jpg










ていうかただ単にキョンに「おまえが嫌いだ」と古泉に向かって言わせたかっただけなんです。
1コマ目のキョンに力を入れちゃった所為か以下古泉が手を抜き過ぎましたあちゃー。なんだこのデッサンの狂い方。

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2007/08/11(Sat) 05:33:34

 「そもそもね、私じゃあ駄目だったのよ」

 綺麗なため息を吐きながら私の親友はポツリと零した。
 その一言は大分前に漸く戻ってきたあいつと、その大分前の少し前にマイフレンド・蘭に言ったセリフを思い出させて、私の腹の中を非常に熱くさせた。ドロドロ。いつか絶対殴ってやる。もう殴ったけど。

 「何よ、また何か言われたの?」

 「……ううん、違うの」

 自分でもわかるぐらいに鼻息荒く訊ねてやると、随分意気消沈した様子で蘭は首を振った。見てるこっちが哀しくなってしまうぐらいに諦めの浮かんだ笑顔で、私の目に視線を寄越す。
 この綺麗な目を独り占めできる筈だった男は、その権利をあっさりと放棄しやがったのだ。腹立つ。

 「ただ気付いたのよ、あいつ、私じゃあ駄目だったの」

 「何でよ」

 自分を卑下するようなセリフは私はあんまり好きじゃなかった、から、眉を吊り上げて質問を重ねてやれば、慌てた様子で蘭は手を振った。それに少し満足しながら、それでも吊り上げた眉を下げないでいると、蘭の視線は伏せられる。

 「私だったら、きっと他の誰にだってなれるし、なれないのよ」

 不可解なことを言い出した親友に首を捻れば、苦い苦い笑い方で、優しく微笑まれた。
 何だって言うのよ、あいつは。

 「そういうことなの」

 蘭の言ってることは私には理解外だったし、きっとそれは蘭にしか理解できないものだったのだろうと思う。だから私はとりあえず、今理解できることつまりは蘭が意気消沈していることの原因のあいつを、今度会ったら街中だろうと廊下だろうと警察署の前だろうと全校朝礼の真っ最中だろうと殴り飛ばしてやることに決めたのだった。












嘘つき、濡れる http://nobara.chu.jp/lie/
「唯一がほしいんだって」

2007/08/10(Fri) 02:22:23

 案外柔らかく、熱を持ったそれで以って古泉は俺の唇に触れてくる。優しいキスは、優しいまま終わってしまう。
 熱の残像を俺の薄い皮膚の表面に残しながら、ゆっくりと古泉は離れた。いつもどおりの笑顔ではない、ひどく曖昧な、解けてしまいそうな笑顔だった。それでも幸せそうでは決して無いのだ。矛盾している。
 そう、矛盾しているのだった。古泉は。いや、俺は。いや、俺たちは。

「何をしているんでしょうね」

 自嘲するような息を吐きながら古泉は掠れた声で言った。
 それに肩を竦めて応えれば、ふふ、と、笑い声が返ってくる。それは誰も居ない教室に柔らかく響いた。

「世界を守りたいがために僕は明日も明後日も明々後日も戦う覚悟なんてとっくの昔にできている」

 独白のように長いセリフだった。似たような言葉は何度も聞いたので、俺は欠伸が出そうになったのを少し堪えた。
 机に寄りかかればガタンと音がした。

「あなたは普通の幸せが欲しい、と」

 気付けば俯いていた古泉の、その表情は今や影になってしまって良くわからない。声色は全く変わらないが、見えない表情が一体全体どうなっているのか俺は少しばかり興味を持った。
 こんなことを話している古泉の顔は、以外にも笑顔なのだろうか? それとも俺の期待どおり、暗い表情をしているのだろうか?
 その長い前髪を掴み上げて、顔を上げさせたい衝動に駆られながらも俺はそれをしなかった。してしまえば、何らかが確実に壊れてしまう気がしたからだ。
 そしてその壊れ行く何かは、古泉の言葉の後に確実に、音をたてて崩れていく。

「随分と奇妙なことをしている、ぼくたちは」

 崩壊は望んで居ないくせ、それを増徴させるセリフを吐いて、古泉は顔を上げた。そこにはいつものとおりの笑顔があって、俺は少しばかり落胆する。

「帰りましょうか」

 ガタン。足か何かが当たったのか、机が大きく音をたてた。古泉はそれにビクリと体を震わせて、それからヤレヤレといった様子で肩を竦めた。
 何でそんな似非外人かぶれな動きが似合ってしまうのか、その理由は俺には全くもってわからなかったが、しかしこれだけは言える。

「俺はおまえを攻めないぞ、古泉」

 今にも丸まりそうな背中に向けてそう言ってやれば、教室の扉へ向かっていた古泉の動きはピタリと止まった。それから震えるような声で「すいません、用事を思い出したので、先に行ってください」と支離滅裂な事を言い始めたので、俺は古泉が次にどう動くのか気になって、その丸まりそうで丸まらないまっすぐ伸びた背中をじっと見つめていてやることにしたのだった。





(足を引っ張り合ってるくせに、今にも解けそうなそれを、解かないでいるんだから)
(馬鹿な話だ)











Tagtraum ( 白昼夢のあと ) http://ee.uuhp.com/~goodby/
free log より「僕たちは靴の紐で繋がる」
2007/08/10(Fri) 01:52:47

昨日のうちに全快したぜいえーい!!と思ってたら治り気味だったらしく今日は口からキラキラしたものを吐いてしまった。どうしよう。

調子に乗ってテスト明け、一昨日かな? 絵茶をしたんですが(あちゃー
いやー楽しかったね!また開催しようと思いますうひょーい
合作した奴をアップしますがかーなーり際どいのでそれでも見たい方は続きを見るからどうぞ。
ぶっちゃけ題名は「肉/奴/隷」です 夜中のテンションって怖いね!
次はオールすっぞー!おー!(セミさんの体力がもたずに12時過ぎ頃に退場しました)

明日はバイトです大丈夫かなー
絶対暑いうえに金曜日なんで絶対混む…!!orz
嫌だなー嫌だなー嫌だなーでもイベントに行く金が無いと困るからバイトはしなきゃなんだよなー(痛い痛い痛い

2007/08/10(Fri) 00:54:31
 起きたら泣いていた。



 蝉の鳴き声に目を覚ました。目のあたりに違和感を感じて瞼を擦る。指先に触れたのは少しばかり熱を持った薄い皮膚と冷たい涙だった。
 泣いていた? わけもわからないままとりあえず俺は起きあがる。確か今日は四時からSOS団の集合があった筈だった。時計を見れば現在時刻は三時である。急げば時間通りに間に合う、が、
「どうせ今日も俺の奢りなんだろうなあ」
 ため息を吐きながら洋服に着替えていく。最後に来た奴は全員分奢り、なんて言いながら、ハルヒのターゲットは明らかに俺だけだ。ハルヒなんかに奢らせた日には地球が滅亡してしまうかもしれんし、長門に奢らせるにはどうも孫に金を払ってもらうような奇妙な罪悪感があるし、朝比奈さんに払わせるなんざ天と地がひっくり返っても俺が許さん!
 そこで何故かまた涙が出た。理由も無く悲しくなって、その所為で俺は結局遅刻してしまった。


 今日の活動は町外れまで不思議探しだった。いつもどおりハルヒの破天荒な行動に振り回されつつ朝比奈さんの笑顔に癒されながらふとすればぽつんとしている長門の面倒も見るという、さながら保父さんの如き動きをした俺はクタクタで帰途についた。



 ベットに倒れ込んだところで目が覚めた。やはり俺は泣いていたのだが今度は昼間ではなく夜のようだった。
携帯を見ればメールが届いていて、どうやらこれに起こされたらしいということがわかった。メールを開けば「あなたはそこに居ますか?」というなんとも奴らしいというからしかぬというか、非常に理解しがたい内容だったので、迷惑返しにとりあえず電話をかけてやることにした。
2007/08/05(Sun) 15:42:44
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