忍者ブログ
妄想散文置き場、時々日記。小説リストは左からどうぞ。(R)は18歳以下は見ちゃ駄目よ☆です。
About
Name:毎日がエイプリルフール!
管理人:セミ
URL:http://waraiya.blog.shinobi.jp/


フリーリンクですお気軽に。
報告も必要ないです。
※BLとかパラレルとかはたまたイヤンなものとかあるんで図書館で閲覧とか公式見た後にすぐ飛ぶとかオンラインブクマとかは遠慮していただきたい…!あとBLとか腐ってないとことかからリンク貼る時はBLあるよとか明記してあげてください常識!




(ゴミ箱代わりにしてたから必要ないかと思ったけど手風呂からリンクつなげちゃったから一応……)
counter
Tegaki_blog
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2024/11/24(Sun) 05:56:09

 ガタン。

 古泉が突如椅子から転げ落ちて、一瞬部室が静まり返った。「何やってんだ古泉」と俺が突っ込みを入れてようやく部室内に声が溢れ始める。
 「ふぇえ、古泉君大丈夫ですかぁ?」可愛らしい声で朝比奈さんが古泉に駆け寄る。「ネジが外れてたのかしらね」こらハルヒ、女の子が机に乗り上げたりするんじゃありません。長門、お前はもうちょっと反応とかいうものをした方が良いぞ。
 すみません、といつものうさんくさい笑顔を貼り付けながら古泉が立ち上がる。お優しい朝比奈さんがハンカチを差し出すが古泉は「大丈夫です」とそれをやんわり断った。それで良いぞ古泉。おまえなんぞが朝比奈さんの綺麗で可愛らしいハンカチを汚す権利などこれっぽっちも無いんだからな。
 と、ふと視界の中に入ったそれに俺はちょっとため息を吐きたくなった。古泉の制服の背中が汚れている。きっと倒れたときにでもついてしまったのだろう。そういうのは見つけてしまえば何とかしたくなるものが人間というもので、俺はわざわざ立ち上がって古泉の後ろまで回った。ハルヒと長門は動きそうにないし、朝比奈さんのお手を汚させるわけにはいかないからな。うん。

 「ほら、汚れてんぞここ」

 言いながらパンと背中を叩いてやれば、古泉の体が過剰に震えたような気がして、俺は思わず動きを止めた。

 「あ、ありがとうございます、あ、あの自分でやりますから」

 なんでそんなにどもってるんだ気色悪い。などという辛辣な言葉は飲み込んで、上着を脱ぎ始めた古泉から一歩俺は離れた。何故かその瞬間に安心したみたいに古泉がため息を吐いた、ような気がした。
 何なんだ一体。
 気の所為にしても気分が悪い。から、気のせいだということを証明するために俺は一歩古泉に近づいた。ちょうど袖のところが酷く汚れていることにも気付いてしまったのだ。一瞬考えてから、俺は声をかけずに古泉の腕を取った。袖についている汚れを払おうとして、

 「……っ!!!」

 ものすごい勢いで振り払われた。

 「っあ、すいません、ちょっと驚いて、しまって」

 取り繕うようにして笑った古泉の顔は、どこか歪んでいる。朝比奈さんは慌てながら「お、お茶、お茶淹れますね!」とポットのあるところまで駆けていってしまった。ハルヒは「馬鹿キョン何やってんのよ」と一言述べたあと、パソコンの画面に目を戻してしまう。長門はさっきから一歩も動いていない。
 取り残されたのは呆然としている俺と気まずそうな古泉だけで、その距離はジリジリと離れていっている。古泉が後ずさりしているのだ。笑顔のまま。気持ち悪いなおい。
 なんだか非常にムカついたので思い切り一歩近づいてやったら、ビクリと体を震わせて「な、何か?」と弱々しい声で訊ねてきた。「何でもねえよ」と返して俺は席に戻る。ドカリと椅子に腰掛けて古泉の方をチラリと見れば深い深い、深すぎるぐらいのため息を吐きながら首を振っていた。
 「何なんだ」なんて、こっちが言いたいセリフだね!













is http://kratzer.fem.jp/is/
Refrain「これは恋ではない繰り返すこれは恋ではない」

PR
2007/10/05(Fri) 00:28:53
友情を通り越した愛情とかそういうBLものばっかり。
説明のところに(R)がついてるのは18歳未満の方は見ないでください。

(old↑new↓)

ハルヒ
反逆する爪先/古+キョン(古→キョン)、古泉君の悪い癖
世界が終わる夢を見た/古+キョン、欠けた存在
僕たちは靴の紐で繋がる/古キョン、ぐだぐだいたちごっこな二人
幸福よりも先にあなたを思って泣きたかった/古→←キョンハル、自虐古泉と可哀想なハルヒと被害者キョン
蜂蜜に溺れる五秒前/古キョン、未完成カップル近日中に激甘警報(R)
これは恋ではない繰り返すこれは恋ではない/古→キョン、挙動不審者な古泉
さよなら世界あなたはいつも氷のようで/古→キョン、被害妄想な古泉
Goodby,and nice to meet you,world./古→キョン、古泉がいっぱい的なパラレル
馬鹿だなあ、それは/古キョン?、SOS団集合時間より一時間前、寒い日
駄目人間製造器/古キョンむしろ古+キョン、冬に現れる魔物
明日はカレーかオムライス/古キョン古、こんな顔の古泉見てみたい

・同居生活 プロローグ//同居してうだうだしてる二人


CONAN
唯一がほしいんだって/園→蘭→新(→K)、愛されたいのに愛してくれないのは仕様が無いよね
いつになったら/K新K、13階段を上りたがる二人
夜空を請う/快→新、優柔不断な快斗くん
最後に嘘一つ/K(快)→新、キッドさま死にかけ
サ行は寂寥と添い寝する/快新、ぐだぐだに寂しがってみる
口紅はシュガーレスでよろしくて?/快新、珍しく甘い恋未満

・考察for生物 空を飛ぶ生き物/水に住む生き物/恋で増える生き物/憎しみと欲望で減る生き物/そして、黄ばんだ事実/

Dust : 


D.Gray-man
悪い夢/ラビ→アレ(→マナ)、電波なアレンを好きなラビ
2009/06/07(Sun) 00:08:39

※D.Gray-man ラビ→アレ→マナ? カップリング未満かも。





 その日は偶々夢見が悪かったのだ。二度と見たく無い夢を見た。
 ぼんやりと起き上がりラビはがしがしと頭を掻いた。自分で思うにもやたら残酷で且つ滑稽な夢だった。赤い夢だった。
 目の前でアレンが首を吊り目を剥き死んでゆく夢だった。

 「嫌な夢見たさー」

 何せアレンでは笑い事にならない。真実にもなりきれない。
 これがユウだったら笑い事なのにな、などと思いながらラビはベッドから起き上がり自室を出た。月明かりだけが頼りの暗がりの廊下をひたひたと歩いていく。暫く歩けば食堂に着いて、そこでラビは、目を覚ました瞬間よりも冷や汗を掻いた。
 アレンが食堂に居る、ここまでは、普通の日常で、ラビはその背中に声をかけようとして、アレンの真っ白な頭の向こうに1つの輪を見つけて、足を止めてしまったのだった。

 アレンの向こうには十三階段は無かったが、先端に円い輪のつくられた縄がぶらりとぶらさがっていたのだ。

 一瞬息を止めてしまってから、ラビは駆け出した。
 (間に合え!)
 思いながら立ち竦んだアレンの背中に手を伸ばす。あんな夢、もう二度と見たくは無いと思ったのだ。


 「アレン!」


 その細い体を腕に抱きこんだ時、思わずラビは安堵のため息を吐いてしまった。「ラビ?」と振り返ったアレンの表情はまったくといって良いほどいつもどおりだ。その表情を見てまた安堵のため息を吐きかけて、んん? とラビは首を傾げた。

 「どうしたんですか、ラビ。こんな時間に」

 「それはこっちのセリフさー。おまえ、何やってんの」

 それ、と言いながら輪のぶらぶら揺れている天井から吊り下げられた縄を指差す。アレンは一瞬パチリと瞬いてから、ラビの指先を目線で追って、ああと漸く納得がいったかのように頷いた。

 「俺が止めなきゃ死んでたろ」

 僅かに怒気を含めたラビの言葉に、アレンはふふふと楽しそうに笑った。何がおかしいのか。音がしそうなほどに眉を寄せてラビはアレンを睨んだが、アレンは動じた様子も無く、またふふふと笑った。

 「違います、違うんですよ、ラビ」

 いつだって不幸なアレンが、いつになく幸せそうに笑って、ラビは少し後退りしたくなった。けれどその腕には少年を抱いている。

 「マナが言ったんです、立ち止まるなって」

 そう言って幸せそうに笑ったアレンを突き放そうか罵ろうか迷って、結局ラビは、アレンをただ抱きしめるだけしかできないのだった。

2007/09/17(Mon) 02:37:26
※古キョンで二人がなんかくんずほぐれつしてます注意!





 ズルリと体内で古泉が滑り抜け出していくのが解った。その排泄感にも似た微かな快感に俺は奇妙な呻き声を上げて体を捩らせる。古泉の熱い息が肌にかかって高らかな音をたてて痛いぐらいに吸いついてきた。首と胸との境目、ちょうどシャツで隠れるか隠れないかの部分だ。どうせつけるなら確実に見えないところにつけてもらいたいもんだと悪態を吐きたいところだが、体内で熱く蠢く古泉が鋭い進入をかましてきて、俺は口を閉ざさなければなくなる。

 ……こういう事をするのは実は初めてではない。数えてみれば3、4回目などというなかなかな回数だ。男同士で不毛に何をやっているのかね、全く。

 始まりは断じて俺ではない。いやきっかけを作ったのは俺なのかもしれないが、しかしこの状況に持ってきたのは明らかに古泉だ。俺はただ、「おい古泉、ここに爆弾があるんじゃないか」と言っただけだ。ご丁寧にもライターを持ってきて爆弾の導火線を探し出しカチリと音をたててライターから火を放ったのは古泉だ。
 御託は良いからとっとと話せって? ああ、あれは何だったっけなあ。そうだ、俺の机に何やら薄い本が入っていたのがきっかけだった。放課後先生に呼び出され、漸く帰れるところになって机に手を突っ込んだところ、それがあったのだ。疑問を持って何の警戒もせず俺はその本を取り出した。何かの説明書か何かを、誰かが間違えて俺の机に入れてしまったんだろうと思ったんだ。しかし実際には、それならば俺の机に入れておくよりもどこかわかりやすい場所に置いておいたほうが良いだろうという俺の親切心をそりゃあもう地べたに捨てられた火の消え掛けた煙草のようにぐりぐりと踏みつけるようなものが入っていた。
 表紙は良かったのだ、表紙は。どこか見覚えのあるキャラクターが右斜め下に鎮座しており、淡いブルーのフィルタがかかって、細かい模様の施されている表紙だった。そこで手を止めなかった俺も悪い。悪いだろうが、やはりそこまで見てしまえば中身が気になってしまうものだろう。パラパラと頁を捲ってから、俺は後悔した。とんでもなく後悔した。そこには男同士の絡み吐く肉体が描かれていたのさ。絵が綺麗で何かこうモザイクのかかっているものを突っ込まれている方が女っぽかったのがまだ救いだった(後に本屋でそれが自分の好きな漫画のキャラクターだったと気付いた時にはかなり落ち込んだがな)。
 こういうタイミングの悪い瞬間に俺の目の前に表れるのが、古泉一樹という野郎だ。
 突如教室の後ろの扉がガラリと開き、「やはりあなたでしたか」といつものうさんくさい笑顔を浮かべて古泉が何の遠慮も無しに俺の傍へやってくる。慌てて俺は持っていた本を隠そうとして、隠してしまえば逆にヤバいだろうと思いなおしてため息を吐いた。「途中廊下を歩いているのを見かけまして」じゃねえよ、もし俺じゃなかったらどう言い訳していたんだおまえは。
 「おや?」と言って古泉は俺の手元を覗きこんだ。そう、問題の薄い本だ。何も言わずに古泉にそれを手渡してやると、古泉は何の躊躇も無く頁をペラペラと捲っていった。一瞬驚きに見開かれた目が、すぐにいつもの色を取り戻してから、俺は口を開いた。
 「誰かが間違えて俺の机に入れたらしい」
 「なるほど、あなたが購入されたものだったのならどういう反応を返そうかと少し迷ってしまいましたよ」
 「俺が買うかよ、そんなん」
 苦笑のかたちに顔を歪めて、いかがわしい本を手に肩を竦める古泉。……なんだか見ていてシュールな映像だな、おい。
 古泉の手から本を取り去り、また俺の机の中に入れなおす。そんな俺の行動に僅かに目を見開いた古泉を見とめて、俺はため息を吐いた。
 「……勘違いすんな、どっかに放置するよか、触らずこのままのが良いだろうが」
 「ふふ、そう言われれば、そうですね」
 「だからこんなん俺が欲しがると思うか?」
 「すみません」と言って、苦笑の顔のまま古泉は顔を傾げた。妙に癪に触ったが無視して、俺はとっとと帰る用意を再開させた。
 「そもそも、理解できない。男同士でヤってるなんて有り得ないだろ、なんでそんな漫画があるんだか」
 いっそ独り言でも良い位の呟きで、言った事に対して俺は古泉からの返答は特に期待していなかった。苦笑のまま聞き流してくれりゃあ良い、ぐらいの呟きだったのだ。筆箱とノートを鞄に詰めていく。明日になって妙な噂が立たんようにとっととこの本を持ち主が持っていってくれることを祈りながら、鞄を肩にかけた。
 振り返ると古泉の顔が妙に近かった。何でそんなマジな目をしているんだ古泉よ。
 「案外、イイのかもしれませんよ?」
 一瞬古泉が何を言い出したのかわからずに、数回瞬いて隙を見せてしまったのがいけなかったのかもしれない。いや、その前の「理解できない~」の発言がいけなかったのか。それとも更に前、古泉にこの本を見せたのがいけなかったのか。
 気付けば教室の床に押し倒されていたという結末だ。

 ハア、と荒い息を首に感じて、そろそろだろうかとどこか遠い場所から観戦している俺の中のもう1人の俺が思った。獣じみた動きの古泉にしがみついてゾクゾクと背筋を這い上がる快感をやり過ごす。
 ムカつくほど長い古泉の指が俺自身に絡み付いてきつく扱かれる。目の前がチカチカとスパークする。
 汗で滑る古泉の肌を感じながら、頭の奥が熱に浮かされていく。
 自然と漏れてしまう声をどうにか耳にしないようにしていると、耳元でボソリと古泉が何かを囁いた。瞬間、体内の快感に直結しているような部位(所謂前立腺というやつだろうか、以前に何か古泉が言っていた気がする)を、思い切り突き上げられて、俺は意識をホワイトアウトさせていた。



 「なんだって俺なんだか」

 行為の後呟いた俺に、「何ですか?」と古泉が顔を上げた。何でも無い、と答えれば、疑問を顔に貼り付けたまま風呂場へ古泉の姿が消える。
 なんだって俺なんだか。心中でもう一度呟いて、けれど答えはでなかった。あるのは結果だけだ。
 (愛してる、なんてなあ)
 ロマンチックというか、最早乙女じみている。そういう言葉を吐く相手は俺じゃあないだろう、と言いたい。
 けれどまあ、それが嘘ではないことはわかりやす過ぎるぐらいだった。振り返ってみてみれば古泉の行動はちょっと成長した中学生だ。いや恋愛に慣れてない親父かとも言える。ふとした瞬間のボディタッチやアイコンタクト、妙に近い距離感。
 と言うか、この行為の始まり自体、そう考えなければおかしいような繋がり方だ。案外、何でも無いような振りをするのが、古泉は苦手だ。
 ざあざあと風呂場から聞こえるシャワーの音に耳を傾けながら、古泉の部屋の真っ白な天井を眺めた。
 (「愛してる」)
 思い返して少し肌がざわめく。聞こえるか聞こえないぐらいかの小さな声で囁かれる、本音らしい甘すぎるセリフ。そうして俺は毎回その言葉を、しっかりと聞いている。
 その後に古泉が、何か物欲しげな顔をするのも、知っていた。

 「本当に、何だって俺なんだか」

 苦笑しながら呟けば、シャワーの音の間から「何がですかー?」と古泉の訊ねてくる声が飛んできた。
2007/09/15(Sat) 04:46:22

台風うぜえ!空気読め!!

九月七日で私のバイト先(夏限定開店)が閉店するんでおっしゃー最後くらいは役に立つぜ!(この辺からカワセミの役立たずっぷりを察してください)と思って奮起してたのに台風め!
そんなわけでこないだは他のところに回されましたチクショウ。なんなんだ台風。空気読め。

しかも今日は部活の人と遊びに行く予定だったのに…!!マジ空気読めてねえし台風。


モノノ怪にハマり過ぎてどうしよう。薬売りが可愛い。でも奴はきっと攻m(黙れ)いやでも受けd(ホント黙って)


そしてキョン。ふと書生姿が似合うかなーと思って。顔が微妙。

96c44f91.gif









2007/09/06(Thu) 18:02:04
忍者ブログ [PR]

Designed by A.com